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らっぱ親父のひとり言

らっぱ親父のひとり言

○音符を並べるだけ

新しい曲の楽譜をもらったら、どういう順番で練習をして行きますか?

私は以下のように教えます。

1)音の名前を声を出して読む

2)1)と同時に指使いの練習をする

3)1+2にリズムを加える

4)1+2+3に音程をつける

ここまでできるようになって初めて楽器を吹くように指導しています。



楽譜をもらうとすぐに吹いてみたくなるのが人情です。

しかしそれを許すと音符を並べる作業だけに意識が集中してしまい、一つ一つの音についての集中力が薄らいでしまうようです。

1度にたくさんのことをこなそうとせずに、音の名前を読む・指遣いを憶える・リズムを読む・音程を理解するというように分解して練習すれば、焦点のはっきりした練習ができるはずです。

音を出す段階では、楽譜に書いてある内容の殆どを頭の中に再現できますので、間違のチェックが容易です。

楽器を吹きながら楽譜を読めるようにして行く練習に比べ半分以下の時間で達成できると思います。

この練習を繰り返すと読譜力も向上するようなので、初見の苦手な方にはお奨めの練習方法です。


曲の練習の半分以上をどんな場所でも(家庭でも)どんな時間にでもできるという点も大きな特徴で、ママさんバンドなどの一般バンドで週一回2時間程度の練習時間という方にはうってつけです。(リズムや音程がしっかり読める方には失礼な言い方ですみません)


楽器で吹きたいという欲求を我慢することは大きなストレスとは思いますが、1~4が正確にできるようになるまでは絶対に吹かない覚悟で練習してください




<<なるほど きつねママさん>>


初見が苦手な私。
しかもTpは音が大きくてなかなか家では吹くことが
出来ないので、早速この練習法取り入れてみます。
新譜をもらうとすぐに吹いて練習が当たり前だったので
「なるほど~」と反省させられました。
通りでなかなか出来ないですよね。
今月は新譜の数がかなりありますので、頑張りますね!(2005/04/07 12:51:52 PM)


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